フジテレビ復活への道

何をやっても、そっぽを向かれる、

そんな苦境にあるのがフジテレビ。

聖域なき改革を掲げて、

めちゃイケみなおかが打ち切りになるのは当然として、

月9が史上最低の視聴率になったのなんかを見ると

まだまだ道は険しいようです。

そんな中、ニュースも改革するという話です。

昼、夕方、夜、とバラバラだったニュース番組を

統一したトーンで括るようなのです。

スタジオセットも同じものとし、

それでコスト削減も狙ったのだといいます。

ニュースの統一感、というのは

どういうものになるのかイメージがつかみづらいのですが、

だからといって、それでフジのニュースを見よう、

となるものでしょうか。

ピンチにわらをもすがる気持ちはわかりますが、

なんだかズレているような気もします。

フジテレビのニュースで思い出すのは、

日航機の墜落事故のとき、

現場の御巣鷹山に一番乗りしたこと。

険しい山道を、重いカメラ機材を抱えて踏み越え、

はるか山奥にある墜落現場を探しあてて、

そこから最初に映像を送りだしたことです。

それまで、二線級と思われていたフジのニュースが

これでいっきに脚光を浴び、信頼度を増し、

他局のニュースと肩を並べるようになったのです。

大事なのは、現場の汗、

ひたむきに対象に向き合う姿勢です。

それが自ずからニュースの迫力を生むものだと、

強烈に印象づけました。

えてして、フジテレビは、

イデア勝負で儲けようというところがありました。

また、タレント化した女子アナを推したてて、

見栄えだけで視聴者を引き付けようともしてました。

それがいつしか、現場が汗をかかない、

楽して儲けようという姿勢につながっていったんじゃないでしょうか。

それが払拭できない限り、復活は厳しいでしょう。

見る人にそっぽを向かれない、

そのためには、上から下まで一丸となって、

一生懸命に取り組む姿勢を見せることです。

社員の半分が縁故入社だと言われるフジテレビに可能かどうか、

そういう社員が汗をかけるかどうか、

そこが復活のカギを握っているように思えます。